コンピュータの世界に興味がある方でも、そうでない方でも、「仮想化」というワードを耳にしたことがあるのではないでしょうか


仮想化とは、実際にはない事物を、仮にあるものとして考えること、扱うことを意味します。

仮想化技術は今や至るところで使われており、何のことかわからないという方でも、知らず知らずのうちに、その技術に触れているはずです。

例えば、パソコンを起動すれば、それだけで仮想化技術に触れていることになります。
パソコンを使わない方でも、ATMで銀行からお金を引き落としたり、SuicaやICOCAなどのICカードを使用して電車に乗ったりしたときなど、何気ない普段の生活の中でその技術に関わっているのです。

最近ではゲームや通貨などの界隈でもよく耳にしますね。

では、コンピュータの世界における仮想化とは一体どんな技術なのでしょう。

仮想化とは、コンピュータリソースを物理的な構成に関係なく論理的に統合や分割、または変換することです。

コンピュータリソースとは、その言葉どおりコンピュータに与える資源のことで、CPUやメモリ、ハードディスクなどがあります。

仮想化技術を用いることで、物理的には1つしかないそれらのリソースを「論理的なリソース」として複数あるように見せることができます。

それとは逆に、複数のリソースをひとつのリソースに見せることもできるようになります。

そんな風にして何のメリットがあるのか。

それについては追々考えていきますが、昨今、企業におけるITシステムは、仮想化技術のめざましい発展により、驚くべき変革がなされているのです。

上記したのは仮想化技術のほんの一例であり、他にも、あるシステム上でプラットフォームが異なる(OSやCPUの機能が異なる)ソフトウェアを動作させることもできます。

このように「仮想化」と一口に言っても、用語の意味はかなり抽象的であるとも言えます。
そのため、仮想化という用語に当てはまる仕組みは世の中に非常にたくさん存在しています。